大阪船場言葉
大阪船場言葉
囲碁将棋広報です
京都でお宅を訪問すると「まあ 上がって ぶぶずけ(お茶ずけ)でもどうどす」 なんて 言われ 待てどもお茶の一杯も出てこない なんて京都独特の言い回しの文化
夏のある日 自宅前の水まき 自分宅前のみ 決してお隣までついでに 水まきはしません これは京都の人は それをすると お隣さんが気をおつかいやからと 言います
京都人は 3代続いて初めて京都人といわれるぐらい 定着率が高いです。京都の老舗店は 100年200年400年とざらに 存在しますゆえに 一回のトラブルは 普通の都市 町のトラブルと違いその内容によってですが 何代 何百年と持ち越されるわけです
ゆえに 何事も 穏便にトラブル無いよう 努めようとするための文化です。
船場商人言葉
かつて大阪市船場のあたりで盛んに話されていた言葉遣い。堺方言や京方言が混ざり合った商人言葉として形成された
私の育った 大阪船場にも 商いに関した独特の言い回しが ありますそれらを紹介します。大阪弁は 古くは藤田まこと 白木みのるの 「てなもんや三度笠」あたりから 全国区に やがて 明石屋さんまなど 吉本系でさらに 全国区になっていきます。
いろいろな形容詞の中で 商い人が使う言葉に 出会うと必ずと言っていいくらい使う
言葉「儲かりまっか」
この言葉のアンサーは およそ3通りです
① 「いやー さっぱあきまへんわ」(さっぱりだめですわ)
② 「いやーまーぼちぼちだんな」
③ 「イヤーもう忙しゅうて忙しゅうて」
言葉通りに聞くと 忙しい順は ③ ② ①となります が
儲かってる順 本当の忙しい順で行くと ① ② ③ となります・
① は しっかり健全にもうけてます。
② は 現状維持で ほんと ボチボチ商い中
③ は 一番危ない商い 売掛つくらないようしてください。
一種大阪商人言葉のニュアンスです
この「儲かってまっか」のこんなアンサーも
「いやーややこ(赤子)の行水ですわ」 赤子を湯の張った タライに入れると最初
「おぎゃー」と泣きます タライの赤子がなく・・タライで泣く・・金がタライで泣いてますの意
商談で 最終「この価格でどうでしゃろ」「わかりました 妹の嫁入りですわ」
妹の嫁入りは 未だ独り身の 姉と相談しなければ」…姉と相談 ねえ(値)と相談
持ち帰り 値を検討しまっさの意。
貴方の 所にも このような独特の表現方法 言い回し習慣などあれば お便り待ってます。