伊勢丹浦和店にて京都のかるたを売りますえ~
皆さんこんにちは。広報Fです。
新年も明け 京都伏見では寒さが厳しくなってまいりました。
東京や名古屋、そしてここ京都でも大雪が降り積もり、改めて自然災害の凄さを実感し、
そして都会の脆さも痛感しました。
さてさて、今年一発目として、京都を飛び出し東京新宿と埼玉浦和で催事が始まります。
まずは、新宿小田急で、2月19日(水)~2月24日(月)に
開催される『京の老舗めぐり』が開催されます。
東京のアクセス抜群の地、新宿駅(一日平均の乗降者数世界一のギネス記録:2011年)
この新宿の地に50年以上(昭和36年創業)存在し続ける、
日本を代表する大百貨店『小田急百貨店』
この小田急新宿店に、京都の名店がずらりとお店を並べます。
『京都に行って京都ならではのお買い物がした~い』
『ここにあります!』
『前から京都のあのお店の物が欲しかったのよね~』
『ここにあります!』
という事で、是非お越し下さい。
そして、新宿のすぐあと、2月26日(水)~3月3日(月)は
『京都歴代のれん市』が開催されます。
こちらの催事には、今回浦和伊勢丹限定かるた『若草』を
数量5個限定で出店します。
この世に、限定5個しかありません。
是非、ご覧下さい。
また、かるた、花札だけでなく、貝合わせ(貝覆い)も販売致します。
もうすぐ、3月3日の雛祭ですが、
この貝合わせもお雛様のお道具に使われているのをご存知ですか?
元々、貝合わせとは、貴族階級の人々の『貝覆い』という遊びが今に伝わったものです。
貝覆いの記述でもっとも古い文献によると、高倉殿にて
二条后・藤原詮子が貝覆いの会を催された事が、
平安時代末期(応保三年1163年)の書(山塊記や袋草紙)に記されています。
という事は、これより前から確立し貴族社会では、広まっていた遊びであったと言えます。
それから時が流れ、江戸時代になると大名家が婚礼の調度品として、
嫁ぎ先に付くと家老がまず相手先に貝をいれた
貝桶を引き渡す儀式を行うのが習わしになっていたくらいです。
しかし、この当時は、正式な貝の数量(360組)を入れる大きな桶でしたので、
現在このような大きな婚礼調度品を嫁入り道具に持って行く家庭は少ないと思います。
しかしこういった歴史背景から【婚礼道具=雛人形のお道具=雛祭のお飾り】という事で、
今では、貝合わせを桃の節句や、雛祭に貝合わせのみを飾られたり、
女の子への贈り物にされたりするようです。
当店の貝合わせは、源氏物語をテーマに、各章のシーンを二枚の貝殻の内側に描き、
見て楽しんで頂いております。
勿論、360組購入して頂き、平安王朝から続く、
日本古来の貴族の遊びを楽しんで頂いてもかまいません。
是非、お近くの方は足をお運びになり、手に取ってご覧ください。
お待ち申し上げております。