コミックス『ちはやふる47巻』を詠んでの感想!
皆さんこんにちは。
広報の藤澤です。
宜しくお願い致します。
それにしても暑い‼
明日から9月なのに、これから海開きなんじゃないかと思う程暑い❕
気温は33℃と、猛暑日ではないのに体感的には45℃はあろうかというこの暑さ。
皆様も、季節や温度計ではなく、自分が【しんどい】【つらい】【気分が悪い】と感じたら、無理をせずに休憩をとって下さいね。
夜も寝苦しい熱帯夜の時は、我慢せずにエアコンを点けて下さい。
救急車に運ばれてからの方が、時間もお金もかかるし、今は救急車もコロナの事で大変ですから。
さてさて、コミックスちはやふるを詠んでる方々にはお馴染みですが、詩暢ちゃんが百人一首をする時に現れる歌人の妖精達。
何気にワチャワチャと賑やかで、楽しそうなのがホッこりさせてくれます。
この歌人達と心の結びつきがある事で、驚異の強さを誇示していた詩暢ちゃんでしたが、「やっと来たか!」太一の登場や、同じように頑張る新の姿に、調子の出だした千早にも、この小さなカルタの歌人達が結びつき始めます。
試合中は、詩暢と千早の攻防が続いていて、歌人の妖精達の「とられた~い」「べっぴんさんにかまわれた~い」の声が聞こえてきます。
送り札の際も、妖精・僧正遍照の「かまわれた~♡♡」という声もする。
ちなみに僧正遍照は、この歌を詠んだ時は、良岑宗貞(よしみねのむねさだ)という35歳。坊主のおっさんではなく、桓武天皇お孫さんで元服前の若者でしたから、実際に『かまってたもれ~♡』とか言って、女官を追い回していたのかもしれませんね。
いつもならそういったやり取りは、詩暢ちゃんの専売特許でした。
しかし歌人達の人気が、なんだか詩暢ちゃんより千早よりに。
それだけじゃありません。
呼ばれたと感じ、札を取に行ったのにも関わらず、ほぼ同時の千早の強さに焦り始める詩暢ちゃん。
自由に伸び伸びと自分らしいカルタが取れだした千早に対し、調子がでない詩暢ちゃん。
そんな思うようにいかないもどかしさにイラつきながらも、気迫で試合を進める詩暢ちゃんの身体に異変が!
さぁ詩暢ちゃんの身に、何が起きてしまったのか!
ここまでで前半です。
まだまだこんなもんじゃない。
周防さん一押しキョコタンこと、協会選任読手の山城今日子氏。
まるで、神様のように神々しく表現されていて、三蔵法師一行の前に姿を現すお釈迦様のようです。
決してヨシヒコ(山田孝之さん)の前に、焼き肉食いながら現れる仏(佐藤次郎さん)ではありません。
余談ですが、アニメ「ちはやふる」に登場の山城選任読手のアテレコを、本物の社団法人全日本かるた協会の専任読手・芹野恵子さんがされているそうです。
山下さんじゃないけどそれも良し!
本物の読手さんですよ!スゲー‼
そんなキョコタンの声が、どうして魅力的かを問う若かりし頃の周防さんに、ハニカミながら秘訣を答える山城専任読手。
『毎月自分の読みを録音して聴くこと』と答える。
なぜかの問いに
『自分の中で響いている声が良いと思ってたら大間違い。聞いてる人にはそうは響いてないのよ。その認識のズレを出来る限りなくしたくて』
【簡単なことよ!一番すきで一番こわいところ】
こ・れ・は…なかなか出来ないぜ!実際!
自分の声を、自分で聞くのはかなりしんどいし、その普段当たり前のように慣れ親しんだ声を調整する作業。
これは、皆さんはどうでしょうか。
ついしてしまう舌打ちなどの癖。
気を抜いている時の猫背。
貧乏ゆすりや、ペンをクルクル回すクセ。
直せないというより、直らないと考えて直す努力をあきらめる。
正直筆者は無理ですね。
朗詠読手大会なんかがあれば、さぞ励みになって努力するのでしょうけど、それを誰に言われるでもなく毎月努力し続ける向上心と精神力。
やはりクイーンを8期もされた伝説級の選手は、読手としてもクイーンですね。
ジーンとさせる場面だけでなく、人生の教訓にもなる最高のバイブル。
キョコタンの全盛期の姿、凄みを表現している画力が凄いですね。
40年前と言わず、今やってもメチャメチャ強そうやん。
まだ第四試合が、終わったところです。
いよいよ運命の最終戦第5試合!
次号が楽しみです。
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