京都パワースポットと百人一首!【嵯峨小倉山編】パート1
皆さんこんにちは。
広報のFです。
よろしくお願い致します。
久々にこのシリーズ。
嵯峨嵐山 小倉山‼!!
山ッ
山ですよ‼!
今回のパワースポットは、神社じゃないのよッ‼
スポットと言うより、エリア‼!
いや、リージョォォォォォォン‼!!!
だいたい小倉山って、どこよ?
説明しよう!
京都市内から北西にある嵯峨嵐山に、渡月橋があります。
橋の東端に桜餅で有名なお店「琴きき茶屋」さんがあり、おすすめですよ。
この渡月橋を亀岡方面から流れる川:桂川(保津川、大堰川とも)。
急流下りで有名ですが、この桂川を西側に望み、東は祇王寺や常寂光寺があります。
小倉山の標高は、天下分け目の天王山と同じくらいの高さです【天王山標高270m】【小倉山標高296m】。
小倉山対岸の嵐山は【嵐山標高382m】。
そして大奥にそびえるは愛宕山【愛宕山標高924m】
つまり嵯峨嵐山エリアは、大小の山に囲まれ、奥(北側)に高く愛宕山を望み、非常に緑豊かな丘陵です。
非常に山までの距離が近い、風情のある京都を代表する観光地です。
愛宕山は、京都の北西(乾の方角)にあり、西暦700年頃、修験道の開祖:役小角(えんのおづぬ)などが創建し、現在 山頂に愛宕権現を祀り、火伏せ(防火)の御利益があることで京都人のみならず、日本中に末社を置き信仰を集めています。
また余談ですが、子供が3歳になると、この愛宕山にお詣りする「愛宕の三つ参り」と言う風習が今でもあり、一生 火事災難に合わないご利益があると信じられています。
また、「本能寺の変」の前に明智光秀が、この愛宕山で謀反の意志を示した和歌を詠んだとされる【愛宕百韻】も、有名ですよね。
このパワースポットの裾野に広がる嵯峨・嵐山一帯(リージョン)の中で、芭蕉も滞在したことのある落柿舎や、定家の親友宇都宮頼綱の出家後の山荘:中院山荘は百人一首発祥の史跡として、観光スポットになっています。
さらにその百人一首の選定をした藤原定家の山荘:時雨亭だったとされる史跡:厭離庵や、定家の山荘の候補地:二尊院や常寂光寺もこの辺にあります。
戦前の時代劇俳優:大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)の山荘だった場所もあり、古くからこれだけ多く著名人・文人・貴人が居を構え、愛宕山の参拝者や天龍寺などに訪れる方も多かったこの地は、洛中から見れば僻地だったにもかかわらず、すごい場所だったのですね。
ここまで聞くだけで何おか いわんやですよ。
訪れた観光客も『癒される~( ˘ω˘ )』とか『何時間でも居れる~(*´ω`*)』といったコメントのオンパレード。
まさに壮大なパワースポットいや、パワーリージョンです。
なんだか、小倉山の話や、小倉山に関係する百人一首の話がまったくないまま、パート1は終了致します。
ご清聴 ありがとうございました。
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