2016年02月13日 かるた全般

みなさんこんにちは、広報のFです。

よろしくお願い致します。

 

京都も春の陽気と寒さが交代でやってきて、正に三寒四温の毎日です。

インフルエンザなども流行していますので、皆様体調にはお気を付け下さい。

 

さて、もうすぐ3月3日のお雛祭。

そして、3月19日は、待ちに待った映画『ちはやふる』の封切です。

大石天狗堂も劇中に出て来るカルタ画像の提供や、原作コミックスの作中に当店9代目が登場する(皆さんも見つけてみて下さいね)など、関係者として非常に待ち遠しい映画が、上映されます。

百人一首の好きな方も、百人一首の事を知らない方も、是非ご覧ください。

 

『家族そろって、百人一首をしましょう!』とまでは言いません。

『せめて、坊主めくりでもやりませんか』

 

『でも、坊主めくりってよく名前は聞くけど、何それ?』

この様な方もいらっしゃるかと思います。

 

坊主めくりとは、お寺にソーッと忍び込み、住職の後ろから袈裟の裾をバサッとめくり上げ、【キャー!!】と叫んだら猛ダッシュで捕まらないように逃げる競技の事………。

A級の選手ともなればそれはもう、鮮やかな手つきで…。

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘です。

 

本当は、百人一首の人物の絵札を使用したかるた遊びです。

ルールは簡単。

札には、【殿】【姫】【坊主】の3種類あります。

 

①数人で円座になり、よく切った絵札を真ん中に伏せて置きます。 この時の山は、1つでなくても良くて、3個位に分けた方が、自分の選択出来る要素があることで、より単調で無くなり楽しめます。

②順番に臥せた札の上から一枚づつめくり、自分の前に見えるように置きます。

③【殿】が出れば自分の札としてカウントし、自分の前に表向けで置きます。

④【坊主】が出れば、自分の札全てを、中央に表向きに捨てる。 これで手札は無くなった状態です。

⑤【姫】が出れば、中央の放棄された札すべて自分の札に出来る。

⑥中央の伏せた札の山が無くなれば終了。

坊主めくりかるた 画像B

ここに、【皇族殿】(台座の上に座っている殿)【皇族姫】(台座の上に座っている姫)【蝉丸】札を特別ルールを設けるローカルルールが存在したりします。

 

筆者の地元では、姫札が出るともう一枚、皇族姫が出た場合は二枚引く事が出来る為、姫で場に捨てられた札を大量ゲットした後、坊主を引いてしまい天国と地獄を同時に見る羽目に。

それに蝉丸に関しては、厳密には歴史上坊主という記述が無い事から、『坊主ではない!』という人と、 『いやいや、見た目が坊主だから坊主めくりの中だけは、坊主扱いとしようよ』という人など様々です。

とにかく自由で楽しい遊びです。

 

小さなお子様や、外国人の方なども一緒に遊べますので、折角持っている百人一首を、存分に遊びつくして下さい。

当店にも、坊主めくり専用札【お坊さんかるた】があります。

京都は、住職、僧侶の方を坊主などと失礼な呼び方はせず、品よく『お坊さん』と呼びますので、本商品の名前も品良く【お坊さんかるた】です。

是非、みなさん遊んでみて下さい。

 

坊主めくりかるた 画像A

【坊主めくりかるた】2,700円(税込)

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