碁盤寸法
囲碁将棋担当広報です
今回は碁盤の寸法について
現在は碁盤の厚みは6寸盤が一般的です 又この厚みが一番の売れ筋商品です
又盤面の寸法は縦1尺5寸 横1尺4寸とされています。
江戸時代 徳川幕府碁所では 盤の厚みは4寸8分 盤面の寸法 縦1尺4寸8分
横1尺3寸8分とされています
お気付でしょうか 寸の最後が何れも8になっています
これは 縁起を担いで末広がりの8 江戸8百8橋 旗本8万期にちなんでこの数字でおさめたと言われています。
ちなみこの寸法は現在では 新榧 桂材の碁盤の寸法です
ちなみに 将棋盤寸法も 縦 1尺1寸8分 横 1尺8分 厚み3寸8分とされています。
現在本榧は 何寸何分又は 何センチ厚 と正確に採寸し表示しますが 本榧以外の材
新榧 桂 新桂 ヒバなどは 一般的には 5寸7分あれば 6寸盤 又は60号と表記されています
これは乾燥中の材の厚みが6寸であり 盤に仕上る段解での3分落ちを 含めるからです。
ちなみに 折盤も同様です。
碁盤はなぜ 長方形か
碁盤の升目の寸法は 22×24mmです 碁石は綺麗な丸型で長方形や楕円形ではないのに
この升目 盤の寸が 斜め上から盤面を見る人間には 正方形に視覚的に見えるからです。
以上碁盤雑学でした。