コミックス『ちはやふる46巻』を詠んでの感想!
みなさんこんにちはやふる~(^.^)/
大石天狗堂の自称広報 藤澤です。
宜しくお願い致します。
※え⁉自称だったの?
春もたけなわ
桜も満開、気温もポカポカ陽気!
先日、大石天狗堂から歩いて行ける桜の名所
『伏見であい橋』に行って来ました。
伏見の町を流れる『濠川(ほりかわ・ごうがわ/正式には宇治川派流)』は、豊臣秀吉が指月伏見城を築いた際、城を護る濠(ほり)として整備された名残だそうです。
その濠川にかかる『伏見であい橋』は、映画『君の膵臓をたべたい』のロケ地として使われました。
主人公が本読みながら通学するシーンは、ここで撮影されました。
京都は、色々なドラマでロケ地として使われ、毎週のように事件現場として撮影されているのでは、無いでしょうか。
そのわりには、ドラマのロケの最中に遭遇した事が無い筆者としては(TV番組 はじめてのおつかい)のように、一般人に扮装したスタッフが、隠し撮りしているのじゃないかと疑っております。
十石船・三十石船に乗って遊覧出来る観光スポットでしたが、現在コロナ禍で運休中のようです。
早く再開されると良いですよね。
ライトアップしているわけでもないし、勿体ない気もしますが、逆に人が集まりすぎるのもご近隣の事もあるし…
でも18時頃でも、薄暗い中でそれはそれでキレイでしたよ。
映画『君の膵臓をたべたい』のロケ地だけど、観ていない人も桜を見に来ていて、筆者が見に行った時も「映画のロケ地って、どこですか~?」って聞かれました。
「今立ってるココですよ」、「ここか~!ありがとうございます~」という会話をしました。
濠川沿いには、酒蔵も多く立ち並び、伏見の良さを感じられます。
※写真には酒蔵がっ得に見えるだけですけどね
桜のシーズンに伏見にお越しの際は、是非行ってみて下さいね。
さてさて、ちはやふる最新刊を詠んだ感想の話、お待たせ致しました。
今回も、しょっぱなから、ウルウルさせる場面てんこ盛りです。
千早が最強クィーンの詩暢に一勝した事で、千早を応援してきた高校やかるた会の仲間達の喜びが爆発します。その様子を見て千早の父のつぶやいた『正直…対戦相手の強さとか、よくわからんし、千早のすごさだってわからんままここに来たけど、ああこんなに…こんなに特別なことなのか この一勝は』と、改めて娘のこれまでの努力や周りの応援のありがたさに気づき、狼狽え感動し涙するシーンが最初のウルウルポイントでした。
まだコミックス開き12ページ目です。
決して子供に関心の無いダメな父親ではありません。
有名人の姉の方にばかり応援してたのでもありません。
母親に子供たちの事をまかせきっりにしてたんでもありません。
ただただ『お前たち頑張ってるじゃないか~、偉い偉い。まあ無理だけはするんじゃないぞ~』といった、子供たち程必死ではなく、ぼんやり応援してただけなんでしょう。
そういうお父さん
世の中に五万といますよ。
子供の成長を毎日見てるからこそ、その子の努力が如何に必死に頑張ったかわかる反面、当たり前な事と慣れてしまい、その特別さに気づかないんですよね。
何かの発表会や何かの賞を貰った時に、初めて他の子と比べて、凄い頑張ったんだと気づくんですよ。
子供は知らん間に、成長するんですよね。
その他にも詩暢ちゃんのお母さんが、娘を思いながらも言葉が少ない事で上手く伝わらないとこ、そして娘がまさかの一敗で当たり散らすのを、黙って受け止めるしかなく、でも、何かしてやれないかと思いやる姿。
くぅ~泣けるぅ~。
そうなんです。
京都のお母さんって、こういうとこあります!
京都人は、【みなまで言わなくても、わかるでしょ!普通‼】【こういう時はこうでしょ!普通‼】という、脳内で相手との心の会話をする、ある意味「ニュータイプ」のような人種なんです。
『言わな分からんのは、アホや!』と平気で言わはります。
でも、心の中でいっぱい考え、言葉を選び会話しているんですね。
詩暢ちゃんのお母さんも、そんな会話をしてたと思うけど、自分が競技かるたをやってこなかったお母さんには、娘の辛い状況になんて声をかけてあげれば良いのか分からないという歯がゆい心情。
ぐっときました。
その他に沢山あるので、是非是非コミックスを詠んでみて下さい。
最期に、コミックス46巻の60P~に登場する
目が不自由な方たちでも百人一首を楽しめる、点字のかるたの事が出てきます。
以前、京都ライトハウスさんからご相談を受け、大石天狗堂が制作にご協力させて頂きました。
札の表面に、点字の加工処理されたシールが貼られており、指で触るとボコボコしています。
筆者には読めませんが、点字をマスターされた方なら、百人一首の文字を目で読むのでなく”指で見て””暗記して”試合をするのでしょうね。
興味のある方、下記URLから調べてみて下さいね。
この点字かるたのくだりで、視力の落ちる病気を持つ周防名人と、同じ病気を持つ叔母(兼子/ゆきこ)さんとのエピソード。
自分の病気が遺伝からと医者に言われ、それを言うと叔母を苦しめると、「ゆきこちゃんのせいじゃ無い…」と強がる周防さんの優しさや、甥っ子の目が徐々に見えにくくなり始めている事を知り、少しでも力になろうとする叔母さんの思い。
本当に、泣かされます‼
でも楽しい漫画!
もっと色々と言いたいのですが、ネタバレが過ぎるのでこの辺で。
巣ごもりで漫画の需要も高まっているそうなので、1巻から詠んでみて下さい。
それから、ちはやふるの終了したあとは、是非ちはやふるのスピンオフ作品や、ちはやふるが完結した後の、水沢高校の顧問になった大人になった千早先生とその生徒たちとの学校生活やクラブ活動の話を。
福井で藤岡東高校のかるた部顧問になった、大人になった新(あらた)先生と教え子たちのエピソード。
そして東京の東大かるた会の会長になった太一の話など、新たな物語が始まって欲しいですね。
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