京都パワースポットと百人一首!【貴船神社】(パート1)
皆さんこんにちは。広報の藤澤です。
『京都のパワースポット&百人一首ゆかりの地シリーズ』第三弾 (貴船神社編)です。
と、その前に、催事の告知です。
10月16日~10月23日までの8日間 東京池袋にある西武百貨店7階(南)にて、『伝統の名匠会と話題の名店 第48回 京都名匠会』
≪以下、西武池袋本店HPより抜粋≫
是非お近くの方は、お越し下さい。
お待ちしております。
さて、今回のブログは、貴船神社でお話していきます。
もう【貴船神社を知らずして、京都を語れない!!】といっても過言じゃありません。
『京都文化は水文化』だと考えています。
※筆者が勝手にそう思っているだけです。
京都の伝統産業の一つの友禅染めの工程にも、染め上げた布から糊を川で洗い落とす作業があり、かつては鴨川の風物詩でした。
西陣織や清水焼にも間接的に豊富な水を使用します。
京野菜(鹿ケ谷南瓜、九条葱など)や京豆腐(湯葉、麩など)などの、京都の名産特産が京都で発展したのも、京都盆地の地下水が豊富で良質だったからこそではないでしょうか。
その他にも、
杉山(北山杉、平安巨大杉など)
竹林(嵯峨野、乙訓、八幡男山など)
伏見の清酒(黄桜、月桂冠、キンシ正宗、京姫など)
茶道(利休、遠州、織部、有楽など)
華道(池坊流、未生流、嵯峨御流など)
これらも豊富な地下水や鴨川、桂川などの清流域だったからこそなりたってきた歴史があり、さらには歌舞伎の元になった阿国歌舞伎も鴨川の河原が生み出しました。
京料理、水運業、現代のハイテク技術の発展も豊富な水があったればこそ。
まさに、京都だけでなく【日本】の文化の源が【水資源】で発展し受け継がれてきました。
その最たる都が京都だったと言えるでしょう。
そういえば世界の文化も、必ずといっていいほど河川や水資源の近くで発展して来ましたよね。
そんな京都の水源の一つが鴨川であり、源流は『北区雲ケ畑の桟敷ヶ岳』が河川法で定められています。
しかし、貴船神社社伝によると、神武天皇の母君、玉依姫命が淀川・鴨川を遡上し辿り着いたのが、貴船の地という言い伝えから、日本神話の中では、鴨川(淀川)の源流は貴船とされています。
もし途中で、玉依姫命が川を左に遡らず、右に行っていたら、鞍馬寺とか静原神社が【貴船】と呼ばれていたのでしょうか。
そんなどうでも良い空想はさておき、この超有名な貴船神社。
地名は(きぶね)と言いますが、神社の名前は(きふね)と読みます。
清らかな水の神を祀る事から、(ぶ)と濁らず(ふ)と読むそうです。
知らんかった~
きぶね神社って呼んでました。ずっと!
川沿いの道をテクテク上って行くと、右手に清流が流れ、周りは覆いかぶさるほど木々が生い茂り非常に気持ちいいエリアです。
また、自転車で頑張って上がっても良いし(秋頃だと、帰りの下り坂は、手足が凍えますけど)、とにかく自然の空気が濃いのを実感します。
よく酸素カプセルを使い、プロ野球選手(ハンカチ王子こと斉藤選手など)が疲労回復などされていますが、貴船で合宿したら凄い事になるかもしれませんね(すみませんシロートの戯言です)
でも実際、都会の汚れた空気環境だと無意識に体が吸い込まないように呼吸が浅くなってしまうそうです。
すると、血流が滞って末梢部(手足の冷え)や肩こりにもつながるし、長時間寝ても疲れが取れていないような気になります。
是非、上記の様な症状の方は、貴船まで!
(どこのテレビショッピングですか?)
長くなりましたので、今回はこのへんで。
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