京都の地下水 京都水盆の秘密! なぜ京都の水は美味しいの?(パート2)
皆さんこんにちは。
広報の藤澤です。
よろしくお願い致します。
水には、軟水と硬水があり、1リットルあたりのマグネシウムとカルシウムの含有量に対する炭酸カルシウムや酸化マグネシウムの含有量で区別されます。
軟水⇒口当たりがなめらかで癖が少ない。
硬水⇒癖があるが、その分ミネラルを同時に補給できる。
人間は、水が無いと生きていけません(人間だけじゃないけどね)。
体温調節にも水分は必要不可欠。
日中暑い時期、逆に日が沈むと寒いなんて日もあります。
そんな時は、水分をしっかりとれば体の発熱量や発汗量など、体調管理になるそうですよ。
どこぞの芸能人の健康法に、一日に何リットルも水を飲むというものがあった気がしますが、これも出来る人は良いかもしれませんね。
(流石にやり過ぎると体への負担もある為、無理にしない方が良いです。出来る範囲で頑張ってみて下さい)
でも、日本全国を見ても埼玉・千葉・熊本・沖縄を除き、地下水に含まれる「マグネシウム」と「カルシウム」の含有量はそれほど変わりません。
よく環境になじめない事を『水が合わない』と言いますが、日本全体でみると大きく違わないようです。
本来、日本人が飲みやすく美味しいと感じる硬度は約40~60mg/lだそうです。
主要な都市でも
東京 約65mg/l
愛知 約26mg/l
大阪 約44mg/l
福岡 約60mg/l
逆に、自然豊かで清流や農業の盛んな地域でも、上記の約40~60mg/lの範囲内だとか。
ちなみに京都の地下水の硬度は、約60~80mg/lの中硬度だそうです。
目を見張るほどの違いは、なさそうに思いますが、このわずかな違いが美味しさの秘密なのかもしれませんね。
やはりそこは、実際に京都に来て、伏見に湧き出す井戸水や、水無瀬神宮の離宮の水などを飲んでお確かめ下さい(あ、逃げた!!)