新シリーズ 楽しい京都弁講座 Vol.5『よろしゅうおしたなぁ』
皆さまごきげんよう。
広報の藤澤です。
宜しくお願い致します。
暑い京都、祇園祭りの京都がやってまいりました。
今年(2022年)の祇園祭は、3年ぶりに山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)と神輿渡御(みこしとぎょ)と宵山(よいやま/7月14~16日)行事の開催が決まり、コロナ禍で色々と変更されていた京都が戻ってきた想いです。
【祇園祭2022】
☐祇園祭2022年(令和4年)期間 7月1日 (金曜日)~31日(日曜日)
■宵山(前祭) 7月14日(木曜日)~16日(土曜日)
■屋台露店 7月15日(金曜日)~16日(土曜日)
■宵山(後祭) 7月1日 (木曜日)~23日(土曜日)
■山鉾巡行(前祭) 7月17日(日曜日)
■山鉾巡行(後祭) 7月24日(日曜日)
祇園祭は、疫病退散のお祭りですから、今年こそコロナを完全に吹き飛ばして欲しいものですね。
さて、楽しい京都弁講座です。
今回のテーマは
『よろしゅう おしたなぁ』
これを標準語に訳すと「よかったですね」という意味です。
例えば、【昨日、娘に父の日のプレゼント貰いましたんや】【そうか そら~よろしゅう おしたなぁ~】と言う感じですね。
しかし
ココには若干の皮肉と言いましょうか、少しの意地悪(イケズ)なエッセンスが含まれます。
顔はあくまでもニコやかですが【ふ~ん それがどうした】といった、どこか冷たい対応がにじむのがこの言葉です。
つまり
あぁぁぁそぉぉぉ へぇぇぇ 良かったねぇぇぇぇ
といった無感情な言葉だけの賞賛の時にも使われます。
※全員がそうではないですからね。
京都は昔から政治と権力の中心で、時に武力で時に政策でコロコロ替わる権力者に翻弄されてきました。
こういった社交辞令的な言葉も、自然にでて来たのでしょうか。
#よろしゅう
#おしたなぁ
#楽しい京都弁講座
#意外と表面的
#そんなに良かったなと思ってない?
#本当に良かったなと思ったら、良かったなぁって言うよ